遂にやってまいりました、皆さんお待ちかね(?)の職場の問題シリーズ。今回で「その5」です。
私だって、こんなシリーズものはサッサと終わらせたいです。しかし、目黒区役所をまともな組織に是正するためには、もうしばらく続けざるをえません。
私は仕事はもちろん、育児や家のあれこれもあって忙しいです。このブログの記事は、すべて自分の貴重な時間を削って書いています。もしも目黒区役所がちゃんとした職場だったら、私はもっと他の楽しいことを書けるのです。
率直に言って腹立たしい限りですが仕方ありません。今の目黒区役所は「絶対に」変わらなければいけないからです。
今回も、目黒区役所に勤める日々がどんなものなのか、具体的なエピソードを交えて解説します。
以下に書くのは、ほんの数日間に続けて起きたことです。彼らの性質を一言で説明するなら、「社会人なら当たり前にできて当然のことができない」。これに尽きます。
では以下に具体例を挙げて語ります。
1 正しい敬語が使えない職員たち
先日、私が属する課の若手職員が、窓口を訪れた区民に対して、間違った敬語を使っていました。同じ言い方を少なくとも2回はしていたので、ちょっと言い間違えたのではなく、本来の言い方を知らないのだなと、私は思いました。
こういう時、ふつうの会社なら周りの先輩たちが「◯◯さん、それはこう言うのが正しいんだよ」と教えてあげますよね。ところが目黒区役所では、正しい敬語を教えてあげる先輩は、ほぼ皆無です。
私も長年この区役所に勤めていますが、先輩や上司が、そうしたことを若手職員に教えている場面を見たことって、本当にないと思います。
まあ一度や二度ならあるかもしれませんが、滅多に見ることがないのは確かです。皆さん、ちょっと理解しがたいですよね? 明らかに聞こえないふりをしているとしか思えません。
もしかしたら、若手に注意すると自分が疎まれると思って、あえて教えてあげないとか。そんなことでは永遠に若い人が育たないのですが、まあ事なかれ主義の目黒区職員たちからすると、若手の育成なんか、どうでもいいんでしょう。それよりも自分が嫌われないことが大事というね。まったく情けない限りです。
今さら私が言うまでもないですが、言葉遣いを含めたマナーというのは、仕事そのものと同じくらい大切です。
もしも窓口を訪れた人に対して、いきなり間違った敬語を使って案内してしまったら、もう初めの一歩の段階で、来庁者はガッカリしてしまいます。
「この職員、ろくに敬語も使えないのか。これから先の説明も大丈夫かな?」と不安さえ抱かせてしまいます。
私は、中堅・ベテラン職員にとって、若い職員を育てることも大事な仕事であり、それも自分の給料に含まれていることを理解している、数少ない職員です(←自分で言ってる)。
そこで庁内のチャットを利用してミニ敬語教室をやることにしました。チャットは自分の係にしか流しませんでしたが、内心は区役所全体を対象にしたい気分でした。
なぜかと言うと、私が前に属していたZ課でも、同じように間違った、あるいは変わった敬語を使う職員がうじゃうじゃいたので、私は似たような言葉遣い教室をメールで実施したことがあるからです。
その言葉遣い教室をやったのは、つい昨年度の話。すなわち、翌年度に他部署に異動しても、また同じことをやらされる羽目になっているわけです。もういい加減にせい、と心の中で愚痴ってしまいました。
私が思うに、こんな基本的な敬語の使い方なんて、本来なら人事課が研修を実施して、しっかり身につけさせるべきなんです。職員個人レベルでコツコツやっても「焼け石に水」。全庁的に実施したほうが圧倒的に効率がいいですからね。
2 おかしな相槌を打つ職員(←これでも係長級)
では次いってみましょう。上に書いたミニ敬語教室をやった直後、私の席から少し離れた島の職員が、低レベルなことをやっていました。
この職員は区民と思しき人と電話で話しながら、「ハァ~~~~~イ」(思いきり語尾下げ、かつ長く伸ばす)、「ハァ~~~~~イ」というユルユル過ぎる相槌を、何十回と繰り返していたのです。
こんな変な相槌打つ奴は誰だ?と、私は顔を上げて見てしまいました。私の社会人生活の中で、こんなおかしな相槌、過去に聞いた覚えはありません。それくらい変です。
はたで聞いている私が翻訳すると「(へえ~、そうなんですか~~~~。それは大変ですね~~~~)」と言ってる感じ。いかにも他人事として話を聞いてる感が満載です。
今の時代、何でも他人事ではなく自分事として捉えましょう、という機運が高まってますよね。にも関わらず、この稀にしか聞けない「脱力系相槌」。これまた、いい加減にせい! と、心の中で突っ込みを入れた次第です。
私は心底この職場が嫌になり、いったん席を立ち、ちょっと廊下を歩いて一息入れることにしました。周りの職員がアホ過ぎて脱力させられる、しかも、それが決して珍しくない。これが目黒区役所なのです。
だって相槌の打ち方から教えてやらないといけないって、本当に異常なことですよね。
しかもこの職員、これで主査ですよ、主査!。つまり、あと一年か二年したら係長になって部下をもつポジションなのです。なんというか、上がこれですからね、下も育つわけがないです。
3 歩きスマホが大好きな職員たち
目黒区職員は、庁舎内の狭い廊下を我が物顔で歩き、来庁者の通行を妨げていることは、過去に職場の問題シリーズで書きました。
そして、もうひとつ目黒区職員が大好きなのが「歩きスマホ」です。これがまた、庁舎内の廊下、朝の通勤時、定時後の退庁時と、ありとあらゆる場面で目にするからビックリ。
毎日、庁舎内にせよ庁舎周辺の道路にせよ、歩きスマホをしている職員を見ないで済む日は皆無です。これは決して例えではなく、年間240日程度は出勤したとして、歩きスマホの職員を見ない日は本当に皆無、ゼロなのです。
これだけ社会全体で歩きスマホの危険性が叫ばれているにも関わらず、この危険な行為を絶対に止めようとしない。どれほど目黒区職員が歩きスマホをこよなく愛しているか、お分かりいただけるでしょう。
ここで私からのお願いです。区民の皆さん、来庁者の皆さん。
目黒区役所を訪れた時、もし歩きスマホをしている職員を目にしたら、迷わず「区民の声課」に苦情を入れてください。パソコンやスマホを使って、匿名で意見を届けることが可能です。
そして「この意見を区公式ホームページに載せることを強く希望する」と一言添えてください。(さらにお手数をおかけしますが、本当にホームページに載ったか、しばらく経過観察してください)
こうでもしないと、目黒区職員の弛みきった意識は変わらないです。是非ご協力よろしくお願いします。
4 相変わらず区民の通行を妨げる職員(←これも係長)
これもつい先日ですが、朝の通勤途中に、某係長の後ろ姿を見ました。彼は一瞬、歩きスマホをしました。まあこれは本当に一瞬でしたし、前から歩いてくる人はいなかったので結果的にはセーフ。もちろん危険行為ですけどね。
さらに彼の姿を観察していると、私が過去にも書いた狭い道路に入りました。商店街を左に折れると、区庁舎に向かって伸びている幅4mほどの道です。
彼は道路の右寄りを歩いていきました。すると、庁舎の方角から商店街に向かって歩いてきた区民と思しき人が、例によって路肩(私有地)を歩かされていました。
職員たちが我が物顔で道幅いっぱいに広がって歩くため、区民が道路からはみ出して、路肩(私有地)を歩かされるのが常態になっているのです(恥!)。
某係長のすぐ脇を区民は歩いていましたが、係長はまったく意に介する様子もなく平然と歩き続けました。ちょっとは道の反対側に寄って、区民が歩くスペースを道路上に確保すべきなんですけどね。どこまでも自分がかわいいのが平均的な目黒区職員なので、彼も目黒区職員らしいと言えば、らしいです。
さらには次の瞬間、今度は自転車に乗って商店街方面に向かおうとする人とぶつかりそうになりました。某係長は慌てた様子で自転車をよけ、自転車の男性も慌ててハンドルを切っていました。
もう何と言えばいいんでしょうか…。ここまでくると、あらためて私から付け加える意見は何もありません。これを読んでくださっている皆さんは、目黒区の平均的な職員がどういう人間なのか、お分かりいただけたでしょう。
そして忘れないでください、これも係長です。いや、「これでも係長?」と言うべきでしょう。
さらにこの日は、またもや私の同僚の複数の若手職員が、区民との電話で、修正すべき言葉遣いをしていました。
私は心の中で「おいおい、また言葉遣い教室やらせたいのかよ。このあいだやったばっかりじゃん…」とつぶやきました。この調子だと、毎日やらないといけなくなりそう。やれやれです。
5 仕事中に菓子を配る職員(←これまた係長)
さらに同じ日、(まだ書かないといけないのが情けないですが)、うちの課の某係長が菓子を配り始めました。16時ごろだったので、まあ小腹が空いてくる時間帯ではありますが、世の中の常識人なら「ハァ?」ですよね。
区役所の多くの職場は、廊下を行き交う来庁者がちょっと顔を横に向ければ、カウンターの向こう側で執務している職員がよく見えます。にもかかわらず、仕事中に菓子を配る。
皆さん、2023年の現在、接客を伴う職場で、こういうことをしている従業員の姿を見たことがありますか?
コンビニでも携帯ショップでも、銀行でも旅行代理店でも、カウンターの向こう側にいる従業員が仕事中に堂々と菓子を配る。中にはその場で食べ始める従業員もいる。
ほとんどの人は「なんだ、あいつら。客がいる前で何やってんだよ。サッサと仕事しろよ」と、怒りが湧いてきますよね。しかし、ここ目黒区役所では、まったく普通のこととして捉えられています。
もちろん、かつての私の上司のように「仕事中に菓子を配るのはやめようよ」と忠告してくれる、まともな常識を備えた職員も一部には存在します。しかし、ほとんどの職員は、まったく問題ないと考えているのです。
かように目黒区職員とは、目の前に問題が転がっていても、それを問題として捉える能力も感性も不足しているのです。それは対象が仕事であれ、職員としての日々の振る舞いであれ、同じことです。
前にも書きましたが「一事が万事」。上に書いた数々のエピソードだけでも、このことが明白になりますよね。
さらに、この翌日! って、もう書いてて疲れてきたので、今回はここらで終わりにします。
こうなったら、この場を『目黒区役所日記』にして、日々リポートしたほうが早いかも。いちいち抜粋したり要約する手間が省けますからね。まったく、お前たちは…